人事制度・人事労務のコンサルティング|トータル人事システムとは

執筆記事

人を活かし、企業を活かすための戦略、トータル人事システムです。

トータル人事システムとは、「企業の経営目的にかなうよう、人事の基本的な考え方を明確にし、採用から人事考課、賃金、昇格・昇進などの人事関連諸制度がその場その場で決定実行されるのではなく、相互の関係を重視しつつ、体系的に構築、運用を図り、総合的に最大効果 を発揮させるためのシステム」を指します。 社員の日々の業務活動を通じ、経営者の夢(ビジョン)を達成するためのかけ橋としてのシステムであるともいえます。

トータル人事システム導入のステップ

トータル人事システムはすべて固有(オリジナル)なものです。当社では、以下のステップで進めています。

STEP1 調査と分析

経営トップ、幹部社員への個別面談および社員の意識を探るためのモラール調査や諸規定・人事賃金データなどの資料調査、さらに一般 業界動向などを把握するための市場調査などから総合的に進め、問題点を明確にしたうえで課題としてとりまとめ、方向付けを行なうものです。

STEP2 設計(概要から詳細へ)

ステップ1の調査・分析をもとに基本人事制度のフレームワーク(概要)を設計し、職務調査を実施。その調査結果 に基づいて、職務および職能基準の策定を行ない、基本人事制度をはじめ、人事考課などの諸制度を作っていきます。このステップの最終では規程類・基準書としてとりまとめます 。

STEP3 導入・定着・システム化

ステップ2で定まった制度を導入し、定着させ、システム化に導く段階です。社員への発表、研修を順次進め、さらには事務効率化、情報化のための支援を行なうものです。制度が形骸化しないよう、血を通わせ充実させたものとするためのフォロー段階ともいえます。

コンサルティングの進め方

トータル人事システムコンサルティングとして
一連の人事管理制度全般にわたって、構築、改善を図るものです。 月に訪問する回数などあらかじめ定め、各段階ごとに企画提案を行ないながら、経営トップや担当者と検討を重ねながら順次進めてゆきます。一般的には、最初の2~3カ月でインタビュー(面談)やお預かりした資料からの調査、さらに業界など一般調査を踏まえて、中間報告を行ない、この報告をもとに実施内容や進め方を再確認し、スケジュール表に基づきながら、各システムごとに具体化を進めてゆきます。最短で6カ月くらいから、規模や内容によっては1年間を超える場合もあります。 なお、最終段階では社員への説明会、導入時研修などもあわせて行ないます。

個別案件から
現在経営者が感じておられる個別課題の解決を図るものです。
  例・労働基準法の改定に伴った就業規則の見直し
   ・人事考課が形骸化してきているための見直し
   ・目標管理制度の導入
   ・業績連動型賞与の導入

教育研修から
[個別案件]のなかでとくに研修のご依頼の場合を指します。
  例・意識改革を目指した、管理職研修の実施
   ・人事考課者研修の実施
   ・OJT(職場内訓練)研修の実施

個別相談方式から
弊社で独自に作成した経営人事資料の送付を含め、電話・FAX・Eメールなどによるタイムリーな助言指導を行なうものです。
月に1度程度の訪問指導を含める場合もあります。とくに緊急課題はないが、じっくり腰を落ち着けて取り組みたいという場合、この顧問相談から始められることをおすすめします。

コンサルティング開始までのスケジュール
貴社の将来動向を踏まえつつ、最も適する企画書・スケジュールプランをお持ちします。まずはお気軽にご相談ください

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